"A Going Concern" の意味・使い方・例文
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この記事では、ある契約書を翻訳していて出会った表現 "on a going concern basis" について書きたいと思います。
"a going concern" とは「継続企業」という意味
"going concern"とは「上手くいっている会社」、会計用語では「継続企業」と言います。
Oxford Advanced Learner's Dictionaryで調べてみると、
a business or an activity that is making a profit and is expected to continue to do well.
とあります。
「利益を出しており、業績が好調であり続けることが期待される企業または活動(意訳)」
ですかね。
契約書に出てきた表現は、
on a going concern basis
継続企業の(を)前提で
と訳します。
会社が将来にわたって事業を継続する前提で、という意味で、企業の財務諸表はこの前提のもとに作られます。
財務諸表と継続企業について詳しくはインターネットで調べるとたくさん出てきます。
他にも
"premise of a going concern"
継続企業を前提に
(180万語対訳大辞典より)
"the assumption of going concern"
「継続企業の前提」
(新和英大辞典より)
という表現もあるそうです。
勉強になります。
"A going concern" の使い方・例文
"a going concern" は名詞として使用します。
例文
The business is no longer a going concern due to the recession caused by the COVID-19 pandemic.
新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって引き起こされた不景気が原因で、その事業はもはやたちいかなくなった。
The young business owner succeeded in selling his company as a going concern.
その若いビジネスオーナーは自分の会社を業績が好調のうちに売ることに成功した。
まとめ
a going concern
・利益を出し続けており、今後も上手くいくことが期待される会社、事業
・(会計) 継続企業
免責: この記事は自分の学んだことなどを参考目的に記載しています。本記事の内容を転用、流用して被った被害において著者は一切責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
Love, カピバラ