英検2022年度の検定料が値下がりになった
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英検2022年度の英検の検定料が発表されました。
❤️英検サイトはこちら↓
❤️PDF版はこちら↓
https://www.eiken.or.jp/association/info/2021/pdf/20211223_info_eikenfees2022_1.pdf
2021年12月に2022年度の検定料決定が公式サイトで発表されました。
そして、2022年1月18日にS-CBTテスト4月実施分から新価格適用と発表がありました。
英検2022年度の検定料が値下がりに
2021年度は2022年度の検定料の急騰から一転、値下がりとなりました。この値下げは、「従来型」及び「S-CBT」に適用されています。
従来型とS-CBTって何?という方に、説明は検定料の下に説明を入れてあります。
検定料を比較してみました。まず、従来型。
💙従来型💙 (左側:2021年度、右側:2022年度)
1級 12,600円➡️11,800円 (-800円)
準1級 10,700円➡️9,800円 (-900円)
2級 9,700円➡️8,400円 (-1,300円)
準2級 9,200円➡️7,900円 (-1,300円)
3級 7,900円➡️6,400円 (-1,500円)
4級 4,900円➡️4,500円 (-400円)
5級 4,500円➡️3,900円 (-600円)
受験者の多い2級、準2級、3級では1,000円以上の値下げとなっています💰また、2次試験のない、4級、5級は値下げ幅が少ないですね。
S-CBTは以下のようです。
🧡S-CBT🧡
準1級 10,200円➡️9,900円 (-300円)
2級 9,200円➡️9,000円 (-200円)
準2級 8,700円➡️8,500円 (-200円)
3級 7,400円➡️7,200円 (-200円)
従来型に比べて値下げ幅は少ないです。一次試験と二次試験を1日で受験できるという試験の形式上値下げがしづらいのかな、と思います。
よく分からないのは、2021年度はS-CBTより従来型の方が検定料が高いのに、2022年度は反対に従来型よりS-CBTの方が検定料が高くなっていることです🤔
誰か分かる方教えてください😔
※従来型・・・一次試験は紙、二次試験は一次試験合格者のみ別日に受験。
※S-CBT・・・Semi-Computer Based Test、準コンピュータベーステスト、問題用紙、解答用紙がコンピュータ上にあり、ライティングは解答方式をキーボードによるタイピングか紙に手で書くか選べる試験形式。
英検検定料値下げの経緯
これまで、特にコロナ禍以降、検定料はどんどん上がっていましたが、2022年度、ついに値下がりとなりました。
英検公式サイトによると、今回の検定料値下げの経過は以下の通り。
- 2021年度はコロナ禍の影響により、試験実施にかかる原価が高騰。検定料値上げに。
- 検定料値上げを打破すべく、経費削減などの収支改善と受験者の安全を配慮した受験提供の実現のため施作を行った。
- S-CBTも費用削減と運用品質の向上を目指し、様々な施作を行った。
- 1〜3の施策が成功し、2022年度のコロナ禍の影響を精査し、試験実施費用を算出したところ上記の値下げとなった。
他の試験が受験料据置、または値上がりしている中、英検は値下がりとなりました。まあ、2021年度の検定料は高すぎる感が否めなかったのでほっとしています。
検定料値下げへの取り組み
従来型試験の経費削減に関して、英検協会が取り組んだことで私の目に特に見えるのは、以下2つです。
- 受験日が増えたこと。2021年度の受験日は1回の試験でA日程からG日程の7日あります。受験生は自分が受ける級や年齢によって、7日のどれかで受験します。コロナ禍前はA日程とB日程の2日だけでした。
- 準会場の受験生受け入れ。本会場では受験生分の会場の確保が困難で、準会場に受験生の受け入れをお願いしていたそうです。
特に準会場は、規模の大きくない塾や英会話教室もあります。そこで試験運営に携わっている方々のご理解とご協力が大きいと思います。
まとめ
これからも試験機会の提供、安全への配慮を向上しつつも、費用削減に取り組んでいただき、さらなる値下げを期待します。
Love, カピバラ