ドバイのジュメイラモスクで学んだこと【イスラム教の5行】について
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2020年1月1日に、ドバイのジュメイラモスクに訪れました。
このジュメイラモスクとは、非イスラム教の人がその中に入れる珍しいモスクです。お金はかかりますがイスラム教とは何か、を知るいい機会になりました。
モスクの中ではイスラム教についての説明を受けることができました🕌
この女性が説明をしてくださいました。
話しの中心はイスラム教の5行についてでした。英語では、Islamic 5 pillars
です。この5行というのを下に書きたいと思います。
1.Confession of faith
信仰の告白
現地語でシャハードといいます。
「アッラーの他に神はなし、ムハンマドはアッラーの使徒である」ということをアラビア語で唱えます。
2.Praying five times a day kneeling towards Mecca
1日5回、メッカのカアバ神殿に向かってひざまづき祈ること
下の写真の赤い数字が祈る時刻です。
場所や季節によって時刻は変わります。
為替レートじゃないので気をつけて!
お祈りを実演してくださいました。
3.Charity
ザカートといい、自分の所有する資産のうち決められた率の金額を寄付をします。払うのを忘れないようにラマダンの時期に行う人が多いそうです。
4.Fasting during the month of Ramadan
ラマダン月の間の断食
4つめはサウムと呼ばれる、断食です。
ラマダン月と呼ばれる時期の間は飲み食いを控えます。また、ラマダン月は毎年変わります。
禁止されているのは飲み食いだけでなく、喫煙、喧嘩、性行為なども含まれます。そのため人々はラマダン月の間は食べられないため苦しくなる、というより穏やかに暮らすようになるのです。
5.Hajj
ハッジ
ハッジとはメッカのカアバ神殿に巡礼に行くことです。人生に一度行かなくてはなりません。ただ、体調が良くない、などの理由があれば絶対ではないのだそうです。
これがカアバ神殿の有名な写真です。この黒い箱にむかってお祈りをします。
この黒い箱の中には何が入っているでしょうか?
石油の蛇口? No!
コーラン第一版? No!
答えは。。
何もない、でした。
イスラム教、中東と聞くと争いが絶えない、とか日本人は捕まって殺される、など怖いイメージが浮かびがちです。だって私たちは何も知らないから。
しかしこの女性はお話しの中で終始、「イスラム教は人々が平和に健康に生きていくためにある」ということを強調しておられました。
私もこのお話しを聞いただけで、イスラム教って思っていたのと違うのかも、と考えるようになりました。
ただ、私たちは外国人です。現地に行く場合には十分に気をつけなくてはいけません。
話しが一通り終わった後、聞いていた人からのQ and Aセッションに入りました。簡単にご紹介します。
なぜイスラム教の女性は顔を出している人と目しか出していない人がいるのか?
→人による
何歳からイスラム教の衣装を着るようになるのか?
→人による
→ムハンマドの死後、指導者をどうするか、という点でこれらの宗派生まれたそうです。ただ一般的にお互いを敵対視はしていません。
説明してくれた方のお話しを思い出しながら書いたので少し事実と違うことがあるかもしれません。。
ドバイに行って良かったな、と思ったのはこうしてモスクに入れてイスラム教についてほんの少しですが触れられたことです。
海外旅行をするといつも思うのですが、1日も早く戦争のない平和な世界が訪れてほしいものです。
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Love,カピバラ