将来どのようになりたいか?〜how to doではなくhow to be〜
【スポンサーリンク】
皆さん、将来の夢は何ですか?将来どのような人間になりたいか考えたことはありますか?
先週、将来について考える機会がありました。
新しい職場で出会った方と夕飯を食べに行きました。話しは将来の生き方についてで盛り上がりました。
自動車産業は現在大きな変革の時期にあります。これまでのようにただ自動車を作っているだけでは立ち行かなくなってしまうでしょう。
私の働いている会社でも、年配の方でも交通事故を起こさないような自動車の開発、環境に優しい自動車の開発が行われています。また、現在は自動車メーカーではなくモビリティカンパニーになる、というスローガンのもと、新たなビジネスも始まっています。
その職場で働く中で、その方はおっしゃっていました。
「将来自然環境を守ることに関わっていきたい。自分は田舎出身だから自然が好きだし。今の会社は深く考えずに入社したけど、たくさんのことを学ばせてもらっている。私はとてもラッキー。次は自分がやりたいことにここで学んだことが役に立ったらいいな」
私はひどく感銘を受けました。自然環境を守る活動に、今会社でやっていること、経験していることが生きるなんて、素晴らしいですね。
私にも夢がいくつかあります。その中の一つは女性の教育に携わりたい、というものです。寄付でもいいし、何か具体的な活動に携われたらもっと素晴らしい。
日本は10年、20年前に比べれば女性の社会進出は進んできました。しかし、まだ女性に高等教育は必要ない、仕事は男性がするものだ、という価値観は残っています。
自分は親に「カピバラは女の子だから大学に行かなくてもいいよ」「女の子だから就職しなくてもいいよ」「結婚の相手は見つけてあげるから」などと時代錯誤も甚だしいことを言われ続けてきました。
そしてそれは自分だけが特殊な家庭環境に置かれていたのではなく、思っているより多くの女性が経験してきたり、今も経験している方はいるのではないのかと感じるのです。
世界中を見てみると、貧困地域では女性は家のことをやる労働力と見なされていて教育を受けられない。また、宗教上の理由で女性が教育が受けられない、という現実があります。
このように親の呪縛、社会の呪縛により教育が受けられない女性が多く、そしてそれが異常だと気づかない人が多いのではないでしょうか。また、異常には気づいているけれどどうしようもできない方、何をしたら分からない方も多いのかもしれません。
こんな状況で自分には何ができるか。私はしっかり考えなくてはいけません。
この日初めて他人に口にしたことで本当にこれは自分にとって身近な問題になりました。
自分に何ができるのか、自分はどんな人間になりたいかを、仕事を通じて、考え、いつか実行に移せていけたらと思っています。
乱文失礼しました。
Love,カピバラ