【確認】翻訳すると
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おはようございます、カピバラです。
今日は翻訳するのに注意を要する言葉をご紹介したいと思います。それは「確認」です。日本人は確認という言葉を非常によく使用します。そしてそれをだいたいcheckかconfirmで訳そうとします。
しかしそれが本当は何を言わんとしようとしているのか考え訳さなくてはなりません。翻訳には、(もちろん通訳の時もですが)まず日本語を日本語に翻訳するという作業が発生します。
いくつか確認という言葉を使う例を見ていきたいと思います。
1.この製品が日本の燃焼試験に合格していることを書面で確認してください。
Please confirm that this product passes Japanese fire test in writing.
確認ときたらとりあえずconfirmを使う人が多いでしょう。confirmには、正しいこと、合っていることを証拠や情報により確かなものにする、という意味があります。
ちなみにこの文章、前の職場で海外の取引先によく使っていました。
2.在庫があるかどうか確認させてください。
Let me check if the product is in stock.
checkは本当か真実か、又は良い状態かどうかを(簡単に)調べる、という意味で使います。
3.納入の遅れが発生した原因を現場に確認してください。
Ask the on-site workers why the delivery delay happened.
askは誰かに聞く、という意味。上の確認してください、は現場の人達に聞いてね、と解釈しました。
4.電気が全て付いていないことを確認してください。
Make sure that all the lights are turned off.
Make sure, ensureは真実であること、あるべき状態であることを確かめ、不備があったら直せ、という意味合いがあります。
5.システムが異常なデータを確認した。
The system detected abnormal data.
detectは元々、検知する、という意味。何かの存在を認識できたことを確認するとも言いますね。
こう書いていても色々あるなあ、と思います。昨日職場で言われたこと。わたしは翻訳しているときは、パソコン打ちながら本当に頭を抱えているみたいです 笑 自分では気付いていませんが。。
Love,カピバラ