著作者人格権は英語で"moral rights"
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契約書を翻訳していると色々な用語に出会うことが多く勉強になります。
学んだことをここに覚書程度にメモしておこうと思います。
私は法律の専門家ではないのでここに書いてあることが全てではありませんのでお気をつけください。
著作者人格権は英語で"moral rights"
デザイナー、デザイン会社と交わす業務委託契約には著作者人格権の条項があると思います。
著作人格権と記載される場合もあるようですが、聞く話しによると著作者人格権という方が業界では一般的だそうです。
著作者人格権は英語で"moral rights"です。
"moral"といえば、「道徳」と和訳されることがあります。人としてのルールを守ることですね。著作者人格権が「道徳の権利」。
逆に"moral rights"を英英辞典で調べてみました。
Oxford Dictionary of Englishによると、
the right of an author or other creative artist to protect the integrity and ownership of their work.
とあります。
著者または他の創造的な芸術家のインテグリティと作品の所有を守るための権利。
このインテグリティ(integrity)は、辞書、単語帳などでは「誠実、高潔」などと訳されます。著作者の人格を守るための権利であるのでしょう。
私もインテグリティを持ちたいものです。
と、私の性格の悪さは置いておいて、著作者人格権とは、著者や芸術家の人格と所有権の2つを守るための権利なのだと理解しました。
他者の生み出したものの所有権と人格を否定しないことが道徳なのかな、と考えました。
デザイナーは自由な職業
デザイナーは手に職の職業です。
私の知っている方もあるメーカーのデザイン課に約7年勤務した後独立してデザイン会社を興しました。
会社に所属してある程度経験を積んだらフリーランスになったり、企業する方が比較的多い職業なのかな、と感じています。
しかし、皆が皆独立するわけではなく、会社員デザイナーの方ももちろんいらっしゃいます。
独立すると、デザインだけでなく、営業、経理、事務などを一手に負わないといけません。そういうことを会社にやってもらって、収入はフリーランスよりは劣るかもしれないけどあえて会社員でいることを選択されている方です。(まあ、収入が実際どうなのかは一概には言えないと思いますが)
色々な働き方があって、自分に合った生き方を選べる、という点で魅力的な職業ですね。
通訳・翻訳、英語講師と似ている部分があるのかな、とおこがましくも思っています。
免責: この記事は自分の学んだことなどを参考目的に記載しています。本記事の内容を転用、流用して被った被害において著者は一切責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
Love, カピバラ