英検3級の一次試験で落ちたならまずは単語力を見直そう
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このページに訪れた方は、おそらく英検3級の一次試験に落ちた方か、そのご家族、自分の教えている生徒さんが落ちてしまった教育関係者だと思います。今回は残念でしたが、次は絶対に合格したいですよね。
一次試験に落ちた原因として、語彙力が足りない、ということが考えられます。
このページで3級に合格できるだけの語彙力があるのか確認してみてください。
英検3級の一次試験で落ちたならまずは単語力を見直そう
英検3級は中学卒業程度の英語レベルで、必要な語彙数は1,600語から1,800語です。
語彙力があるかどうかの確認として、
- 単語・熟語の意味が分かるか
- 複数の意味がある単語に注意
- 不規則動詞の活用が分かるか
- ものの数え方が分かるか
の4点を見ていきます。
単語・熟語の意味が分かるか
まずは単語と熟語の意味をどれくらい理解できるか確認してみましょう。
品詞別に分けて英検3級程度、25の単語を集めてみました。
正解が19問以下でしたら、語彙力の増強を行いましょう。
動詞
1.decide
2.hold
3.invite
4.raise
5.graduate
名詞
6.government
7.tradition
8.surprise
9.center
10.guard
形容詞
11.clever
12.correct
13.similar
14.other
15.past
副詞・その他
16.probably
17.abroad
18.twice
19.anytime
20.there
熟語
21.give me a hand
22.be afraid of
23.be good at
24.try on
25.be covered with
答え
1.decide 〜を決める、2.hold 〜を手に持つ、〜を開催する、3.invite 〜を招待する 4.raise〜を上げる、〜を育てる、5.graduate 卒業す、6.government 政府、7.tradition 伝統、8.surprise 驚き、9.center 中心、10.guard 警護、護衛、11.clever 利口な、12.correct 正しい、13.similar 似ている、14.other 他の 15.past 過去の、16.probably おそらく、17.abroad 海外に、18.twice 2回、19.anytime いつでも 20.there そこで、21.give me a hand 私を手伝う、22.be afraid of 〜を恐れる、23.be good at 〜が得意である、24.try on 〜を試着する、25.be covered with 〜で覆われている
どうでしたか？
単語を覚える時には、英単語を見て意味が分かるだけでなく、日本語の意味を見て単語が発音できる(リスニング対策)、つづりが書ける(ライティング対策)ように練習してください。
単語は出る順パス単がおすすめです。
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複数の意味がある単語に注意
1つの単語に複数の意味があるものがありますので、注意が必要です。
次の2つの単語で1つしか意味を知らなかったら要注意です。
kind...名詞だと「種類」、形容詞だと「親切な」という意味です。
He is kind.
彼は親切だ。
What kind of music do you like?
あなたはどんな種類の音楽が好きですか？
then...「その時」と「それから」という意味があります。「それから」という意味で使う時は文頭、または前にコンマが来ることが多いです。
She was sleeping then.
彼女はその時眠っていた。
She opened the door, then came in the room.
彼女はドアを開け、それから部屋に入った。
どちらかでも1つしか意味を知らなかったら出る順パス単などを使って、両方意味を覚えましょう。
不規則動詞の活用変化が分かるか
不規則動詞の活用も大切です。
次の5つの動詞の過去形、過去分詞形を答えることができますか？
問題
1.be
2.have
3.steal
4.tell
5.write
答え
原形、過去形、過去分詞形の順に記載しています。
1.be was/were been
2.have had had
3.steal stole stolen
4.tell told told
5.write wrote written
どうでしたか？
1問でも間違いがあった方はもう一度不規則動詞の活用変化を覚え直してください。
不規則動詞の活用を覚えていないと文法問題が解けないのと、長文が読めません。
個人的にはこのテキストの一番最後の動詞のまとめが好きです。3人称単数形、進行形もまとまっているからです。また、不規則動詞だけでなく規則動詞も一緒になっています。
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ものの数え方が分かるか
数の数え方は英語と日本語では大きく違います。
次にあげるものは3級に出てくる代表的な数え方です。
a cup of tea カップ1杯のお茶
a glass of milk グラス1杯の牛乳
a bottle of water ボトル1本の水
a slice of pizza ピザ1枚🍕 a pizza はピザ1枚
a pair of sunglasses サングラス1つ🕶
a piece of cake ケーキ1切🍰 a cakeはケーキ1つ🎂
a sheet of paper 紙1枚 a paperだと新聞です。
あと、以下のの数え方の表現も確認しておきましょう。
a couple of 2、3の
few/ a few ほとんどない/ 2、3の
little/ a little ほとんどない/ 少し
several いくつかの
some、any いくつかの
many たくさんの、多数の
much たくさんの、多量の
a lot of たくさんの、多数のの/多量の
英語は日本語より数に重みを置く言語で、英語学習において、数の表現は日本人が苦手としがちです。表現を間違えずに覚えましょう。
まとめ
- 単語を覚える時には、英単語を見て意味が分かるだけでなく、日本語の意味を見て単語が発音できる(リスニング対策)、つづりが書ける(ライティング対策)ようにする。
- 複数の意味がある単語に注意。
- 不規則動詞の活用を覚えていないと文法問題が解けないのと、長文が読めない。
- 物の数え方を覚えよう。
語彙力は他人が教えてどうにかなるものではありません。受験者本人が覚えるか覚えないかです。
次は合格目指して頑張りましょう❗️
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Love, カピバラ
